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【感想】「付き合ってあげてもいいかな」余韻に浸れる百合漫画

付き合ってあげてもいいかな メインビジュアル

©Shogakukan Inc. 公式サイトから引用

あらすじ

大学で知り合った「みわ」と「冴子」。

二人は正反対の性格で第一印象ほど最悪だったが、一緒にいるうちに仲良くなり行動を共にすることに。

そんな二人には、ある共通の悩みが。

『女の人が好き』

一緒に入った軽音サークル新歓の帰り道、我慢ができず「冴子」から秘密が打ち明けられ、それを知った「みわ」が────

 

登場人物

「みわ」

主人公。大学で可愛いと評判の魔性の女。性格は真面目でめんどくさい。

「冴子」

あけすけで正直者。性に忠実だが繊細な一面も。

「みっくん」「鶴田」「ルチャ」

同じ軽音サークルのメンバー。

 

 感想

絵とキャラの立ち方が素晴らしい。

1話を見ただけでぐいぐい引き込まれる。あらすじを見てわかるように話自体は女同士ってことを除けば普通の恋愛漫画。それでも先が気になってしまうのだから作者の力量がすごい。

昔、「バクマン」という漫画で主人公たちが行っていた台詞に「日常を面白く描けたら最強」的な話がありましたが、そういう類のものだと思います。

後、個人的に冴子みたいなキャラ大好きです。

あのキャラクターがいなかったらもっと雰囲気の重い話か、話の盛り上がりが少ない話になっていたと思いますが、うまーくキャラの魅力を引き出してるなぁと。

またキスの仕方一つ見ても妙に生々しくてどきどきしちゃう。

絵柄のデフォルメさとあいまって行為や心情の重さとギャップのある作品っていう意味では漫画ならでは。

 

こちらで見れるようなので興味のある方はぜひ

urasunday.com